【 世界 & 時代背景 】

江戸時代によく似た時代、そして風景。
将軍がいれば大名・町奉行も存在する。
使う言葉は、もちろん日本語。
でも色々と適当(!)

璃刀らが住んでいる場所は昔から外国人商船が船を寄せていた地。
現在も商談や外交の為に訪れる者が多くいる。
その為、余所に比べると外国人の数が多く見られる。
しかしその地に何百年もの間生活している外国人は、彼らのみ。

「 その昔、波に乗ってここへと辿り着いた外国人の子孫 」
「 この地を納めていたお殿様の危機を救った 」

等の話があるが、詳細を知る者は殆どいない。
どこから来たのか、何故ここに来たのか等、不明な点が多い。
しかし危機を救った事は真実のようで、その褒美に彼らだけが住まう事を許されたと言われている。

現在は外国人向けの病院を経営。
他にも外国人向けの店や施設があるにはあるが、
「外国人の血筋が経営」「日本語・外国語が堪能」
など、外国人が安心して利用出来る為に繁盛している。

【 用語 】

蝶 − チョウ

一族の中で重大な役割を担う存在で、役割は「浄化」と言われている。
移住してからその存在は生まれたらしいが、「何を」「どのように」浄化するのかは謎。
それを知っている者は一部の者だけと言う。
一族内での存在価値は大きく、同時に外部からは隠された存在。
屋敷の奥深くで生活している為、一般の者は顔を見る事さえ叶わない。
蝶になるのは男子と決まっており、ある程度の務めを終えたら次の者が継ぐ事となる。

影 − カゲ

一族の中で特殊な職をこなす者達の総称。
それぞれの役割毎に組分けされている。
「月」「星」の影は護衛・戦闘、「花」は救護と料理、「風」は各地へ飛び情報収集・又は密偵等。
各影には長がおり、所属している影の「名」が頭に付く(「月」影、「星」影など)
月と星の長は代々当主を守る役割を担い、常に当主の側にいる。

核 − カク

当主と共に、一族の方針・経営などについて話し合う集団。
高齢の男女で構成されているが、時々若い者も混じる。
基本的に頭が固く、今までやってきたスタイルを崩す事を恐れ、嫌う。
その為に、新しい事をやろうとする冬鷹を警戒している。
この「核」には冬鷹の叔母も属しているが、叔母は冬鷹寄り。常に彼の身を案じている。

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