>>> 人選ミス (アイザック、アベル、ジェッド)
「あー……………くそ、暇だ。暇。ひーまーだー! ……まーた俺、留守番かよ畜生」
「お、どうした。寂しそうだな」
「いや寂しいんじゃなくて暇なんだって。ひ・ま」
「ん? そうだったのか」
「そう。あー、俺も戦いてえよー。モンスターブッタ斬りしてえよー。銃ぶっ放してえよー」
「ははは、重傷だなアイザック。……そうだ! お嬢やエヴァリスト達が帰ってくるまで、俺と手合わせしないか?」
「え、いいのか」
「ああ。俺も最近体を動かせてなくってな。ちょっと暴れたくなってきてた所だ」
「おっしゃ! やろうぜ!!」
「………止めた方がいいと思うけど」
「うおっ!? ジェッドおま、いつの間に……」
「今。……一応、忠告はしたからね」
「あ?」
「おーいアイザックー、中庭でやるぞー」
「あぁ! 今行く!!」
−そして−
「ちょっ、ちょ……タンマ! タンマ! ってか休憩…!!」
「何言ってるんだ、まだ5回しか戦ってないぞ?」
「5回もソードダンスとスラッシュのダブル技決められた俺はヘロヘロなんだよ!! 休憩させろ!!」
「……俺は元気だぞ?」
「そりゃあ神速や連射をそのミートシールドでどうにかしてりゃあ元気だろうが!!!」
「どうにかって……ちゃんと当たってたぞ!」
「地味に傷つくから止めろ! ……あー、マジで疲れた……ちょっと寝るー」
「えー(´・ω・`)」
「……だから止めた方がいいって言ったのに」
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師匠と暇潰しすると体力が持たない話