>>> 野宿  (お嬢、エヴァ、アイザック)

「こう言う風に並んで寝る事を、"川の字になって寝る"、って言うんですって。
 お父さんとお母さんで子供を挟んで寝た時の形が、"川"を表す文字の形に似ているからだそうよ」
「……それは本当の話か、お嬢」
「これは本当の話よ。嘘じゃないわ」
「エヴァ、おま……っぶ!!」
「うるさい、笑うな」
「いやだってどんだけあの嘘ルールひきずっ……ちょ、銃口向けるんじゃありません」
「……。……あぁ、お嬢は気にしなくていい。大丈夫だ、その事はもう気にしていない」
「ありがとう」
「俺が笑った事は気にし……はいはい何でもない何でもない。機嫌直して、ア・ナ・タ★」
「……あのな」
「ふふふ。ねぇ、私からもお願いよ。機嫌直して? "お父さん"」
「……お嬢が言うなら」
「おーい、愛するハニーのお願いは無視かよ」
「だったら可愛らしくなるんだな」
「ちっ。じゃあ明日起きたらスゲェ別嬪になってやるよ、覚悟しとけ」
「楽しみだ」
「そんじゃあお休みー。……愛してるぜ、ダァリン」
「あぁ、おやすみ。愛してるよ、ハニー」
「おやすみなさい」

……………。

「「……………っぷ」」

(笑いのツボが入って、その後笑い過ぎて眠れなくなるエヴァとアイザックなのでした)
(お嬢は『本当に仲良しね』と、嬉しくてニコニコ)


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